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夜、湯上りにほんの少し晩酌をしてほろ酔いの気分、「先に寝ますよ」と妻に声をかけて、快い気持ちでベットに滑り込んだときにはまさかその数時間後に痛風の発作がおきようとは考えてもいませんでした。ところが、少したって、ベッドが体温になじんできたころ、足の親指の関節に、あのいやな痛さの予感を感じるのです。
「しまった、痛風の発作だ」と気づいたのですが、「でも、まだそれほど痛くはない、なんとか朝までもつだろう」というような甘い考えで寝付こうとするのですが、そんなおもったろおりの進行をしてくれる痛風発作ではありません。少しの間まどろんだとおもったら、本格的な激痛に飛び起きてしまいます。
足の親指の関節が痛いだけではありません。かっかと熱を持った足指が、腫れてくるのもわかります。もう耐え切れないほどの痛さです。手元には鎮痛剤もありません。
「ああ、薬をもらってくのだった」と悔やんでも、もう間に合いません。こんなとき、どうしてしのいだらいいのでしょうか。
水でも氷でもよい、患部を冷やす
痛風の発作は、関節に尿酸ナトリウムの結晶がたまり、それを異物と認識した白血球が、貪欲という攻撃を始めたために起きた炎症です。炎症には、冷やすことです。
患部を冷やすのが手っ取り早い対応策です。水でも氷でもいいのです。手元に湿布薬があったら、それを貼付するのも有効です。患部の熱が高ければ高いほど、強く冷やしたほうがいいでしょう。そして夜明けを待って、医師にかかります。
患部を心臓より高い位置にして
足の指の関節に発作が起きたとき、患部の足を心臓より高い位置にして冷やせば、鎮痛効果はさらに大きくなるでしょう。患部が、心臓より低い位置にあるときは、静脈が怒張してうっ血が生じますが、心臓より高い位置にすると、静脈の怒張が消失するからです。
行儀は悪くとも、患部の足を机に載せて
それがもし、仰向けに横たわっているときなら、発作の起きた下肢の下に、二、三枚の座布団を敷いてやります。
発作中のしごとは、できるだけ避けるほうが賢明なのですが、もし、緊急絶対のしごとがあって、どうしても机に向かわなければならないのなら、たとえ行儀がよくなくとも、患部の片足を机の上に載せておくと、多少は疼痛がなくなります。
なによりもまず病院へ
あまり痛いので、「溺れる者はあわらをもつかめ」とばかりに、針灸、マッサージなどにも頼りたくなるかもしれません。でも、決してそんなことはならさらずに、痛みをこれあえてまず病院です。薬です。幸いなことに、今はよく効く薬がいろいろあるのです。
なんにもしない、安静が一番
足が痛いのを我慢して歩いたり、立って仕事をしたりするのはよくありません。足の親指が炎症の個所なら、そっと歩くときも、足の親指に力をいれないようにして、もっとも、力を入れてといっても痛くてそんなことはできないでしょうけれど。
患部の関節は動かないようにして、なんにもしない、安静が一番、激痛の嵐がさるのをじっと待つのです。
アルコールなんてとんでもない話
あんまり痛いから、ウイスキーのダブルの水割りでも飲めば、酔って痛みを忘れられそうだなどとは、ユメユメ考えないでください。もちろん日本酒もだめ、ビールもだめ。一滴でもいけません。痛みが続いているうちは、アルコールなどとんでもない話です。
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